一般的に大規模修繕工事は12年周期で行い、12年、24年と続けていきます。
この長い歳月の間に建物に対する技術やトレンドなど、あらゆるものが変化していくため、数十年経過した建物は時代の流れについていけず価値が下がってしまうことがあります。
付加価値工事は建物の機能を高めたり、新たに付加することにより、建物の資産価値を高めることに寄与し、これから先の未来も末永く利用していただくための工事です。
ライフサイクルコストとは建物にかかる生涯費用のことです。オフィスビルやマンションの場合、建設から修繕・維持、取り壊しまでの総コストをさします。建物は経年とともに劣化し、機能や価値を下げていきます。
ある程度の周期で修繕する事で、建物本来の機能を取り戻し、建物の価値を回復させることができます。しかし、修繕工事はあくまでも現状を維持すための手段であり、建物の価値は時代とともに低下してくのが現状です。そこで、大規模修繕などのタイミングで付加価値工事を行い、性能を付加し時代のニーズに合わせ需要を高める必要があるのです。
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