改修工事を行う前に調査・診断をしっかりと行い建物の状況を把握します。
年間数百件の現場を調査しているスタッフが、オフィスビルやマンションの現場を訪問し、建物の現状を把握します。
タイル貼りの建物の場合、専用の打診棒でタイル表面を叩いてタイルと下地の間の浮きを確認していきます。
経験豊富なスタッフが、打音による微細な異変を聞き分けます。
老朽化したコンクリートを削孔し、特殊な溶液をしみこませた試験紙の色の変化を見て、どの程度の深さまで中性化が進行しているか調査します。
コンクリートはアルカリ性ですが、空気や雨に長い期間触れ続ける事によって徐々に中性化していき、耐久性を失います。
コンクリートが建物の重さに耐えられるか、専門の圧縮強度試験機を用いて強度を調査します。
建物の構造によって必要となる圧縮強度は異なります。
赤外線センサーで外壁内部の状況を可視化する調査です。
カメラ撮影のため、調査範囲が広く、高所作業を行わずに調査できます。
コンクリート躯体中の鉄筋の位置、深さや電線管類の有無と位置をスキャンして調査するためコンクリートの破壊が不要なのが特徴です。また、外壁にアンカーピンを挿す前にRCレコーダーで事前に調査する事で施工を円滑に進める事が可能です。
専用の試験機を用いて外壁タイルの付着強度、アンカーピンの引張強度、防水層の接着強度などの様々な引張荷重を調査します。
調査・診断の結果、対処が必要と考えられる箇所を建物調査報告書にまとめて提出いたします。
お客様にも現状をご理解いただけるよう作成いたしますので、是非ご自身の建物の現状をご確認ください。
調査・診断の結果をふまえて、最善と考えられる改修計画書を作成いたします。
建物の資産価値を高めるご提案も行っておりますので、この機会にぜひご検討ください。
ご予算や日程に合わせて最終的なお見積りを作成いたします。お見積り内容のご相談にも柔軟に対応いたしますので、ご相談ください。
調査内容、お見積りをご確認いただき、ご契約となりましたら工事計画書に沿って工事を進めていきます。
建物のご相談や調査・診断依頼などお気軽にお問い合わせ下さい。